コラム『カシオペイア』(アーカイブ)第14号
自然学校と言えば、のユニフォーム
桜井義維英
2020.7.14
色々なところで、ユニフォームを見ますよね。
有名なところでは、航空会社JALのキャビンアテンダントのユニフォーム。変更になるたびに、ニュースに取り上げられるほど話題になります。
それから、ニュースにはなりませんが、一目でわかるのが、警察官でしょうか。これは一目でわからないと困るし、いろいろな付属品というか、装備があるから、相当特殊なのでしょうね。…って、詳しくは知らないのですが。
そして、詳しいところは全くわからないのですが、確実にあるのが、自衛隊ですね。これも、機能重視の服装なのでしょうね。そして秘密もたくさんありそうです。ちょっとが興味あります。
逆に、みんな同じようなものなのに、そこにユニフォームという印象がうすいのが、看護師さんでしょうか。正確には、「病院のスタッフ」と言った方がいいのかもしれません。看護師さんと、そうでないスタッフの違いがあるようですが、いまいちよくわかりません。逆にあまり区別がつかないようにしているような気もします。看護師さんと、看護助手さんとかなのでしょうか。同じようで微妙に違う服を着た人が、たくさんいる印象です。
同じ職場でも、明らかに違うユニフォームを着ているのが、ディズニーランドですね。それぞれの場所ごとに違って、その服にこだわりもあるようです。
私が育った、ボーイスカウトのユニフォームは、各国での統一のユニフォームがあります。そして、世界共通のように見られますが、実は各国微妙に違うのです。
また、首に巻くネッカチーフに至っては、各団(地域)ごとに違っています。また、イベントごとに作られたりして、コレクションの対象になっていたりします。
ユニフォームにもいろいろあるものですね。
ユニフォームではないのですが、魚屋さんというと、長靴にゴムの前掛けというイメージがありますね。八百屋さんだと、あの、帆布のような生地を藍染にしたような前掛けと、なんか数字が書いてあるプレートが付いている野球帽がトレードマークでしょうか?
こうやって見ていくと、ユニフォームというのは、機能性の面と、その所属を明確にして、団体のイメージを作る役割があるように思います。
自然学校の方々のユニフォームはどんなものがあるのでしょうか。
「自然学校のスタッフと言えば、こんなものがイメージだよね」と思われるようなものがあると面白いかもしれませんね。
看護師さんと言えば「白衣」。八百屋さんと言えば「前掛け」みたいに。みんな違うけど、それを着ていたり、身につけていると、なんとなく仕事がわかる…みたいな。
そんな風に自然学校が社会に認知されるには、まだまだ時間がかかるのかな。
2020年7月4日記
桜井義維英