コラム『カシオペイア』(アーカイブ)第47号
スーパーで集合解散
桜井義維英
2021.3.21
キャンプや体験教室などでは、どこに集合をしているでしょう。
都内で、キャンプに行くときは、新宿駅周辺が集合場所になることが多いのでしょうね。
列車移動の場合は、確かに便利ですね。
しかし、バス移動の時などは、停車できる時間や場所を考えると、結構あわただしい出発になるのではないでしょうか。
また、集まる場所にも気を使いますよね。
でも、体験教室などで歩いて移動するときなどは、あえて、駅の近くでなくてもいいかもしれないと思います。
特に、地域で活動されているときはわざわざ駅に行かなくても、近くのコンビニの駐車場とかに集まって、そこから歩いて目的の活動場所まで行くということでもよいのではないでしょうか。
バスを使ってキャンプに行くときなどは、ショッピングモールや、大型スーパーの駐車場などを活用させてもらってはいかがでしょうか?
もちろんそれぞれのお店との交渉が必要ですが、可能性はあるのではないでしょうか。
そんなことを勧めるのには、いくつかの理由があります。
ひとつは、落ち着いて、出発や解散の式ができるということは大切だからです。また、雨の時には、避難するスペースも確保できるかもしれません。…コンビニは難しいかな。
もうひとつは、スーパーなどと交渉する中で、皆さんの団体のことを、少しでもいろいろな方々に認知していただくことができるのではないでしょうか。
もちろんキャンプの食材とか、事前に買い出しすることができるものは、そのスーパーで行えるでしょう。うまくいけば、少し値引きしてもらえるかもしれませんね。
そして、保護者の方々は「せっかく来たのだから…」と、買い物をして行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。それはスーパーにとって販売促進になるでしょう。
先にも申しあげたとおり、子どもたちが集まれるような場所が、館内にあったなら、事前の説明会なども、そこで開催してはいかがでしょう。
もし、ショッピングモール内でアウトドアウエアなどを販売していたりしたら、推薦商品として紹介して、割引購入の交渉などをしても面白いでしょう。
同様に、その駐車場を使ってのプログラムの検討してみてはいかがでしょうか?
防災用品の活用とか、日常生活用品を使った、被災時の生活の工夫のようなデイキャンプをするなどというのは、スーパーでも興味を引く事業になるのではないでしょうか。
具体的には、スーパーとお話しながら、先方が興味を持つものを提案していけばよいでしょう。
これは、都心では、住宅展示場なども同じような利用や提案もできるのではないでしょうか。
2021年3月16日記
桜井義維英