日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

Ⅴ 研究提言

「理論×実践」、より良い社会を目指すために必要であるキーワードであると認識しながらも、未だその融合がなされていないように感じています。「社会に役立つ研究」を問い続けながら、「理論×実践」の融合を体現できるよう進めていきます。

年度末です。

2025.3.31

 卒業式、屋久島合宿(部活動)、南房総市との連携した研究プロジェクトの成果報告会などまた盛りだくさんの3月となりました。
 走林社中とは別で行っている研究プロジェクトの話になりますが、千葉県の南房総市教育委員会、大房岬自然の家と協働で行っている「地域愛着を醸成する自然体験活動研究プロジェクト」の年度報告会を実施してきました。研究と実践の融合を模索し続けていますが、こういった機会は現場の方々のお話をお聞きできる、非常に貴重な機会となります。「研究」が研究のためにならないよう、どんなデータがほしいのか、この研究結果をどのように活かせるのか(これは我々研究者が示す部分でもあります)、忌憚なき意見をいただきながら、緊張感もありながら、非常に有意義な時間となりました。研究者、実践者、それぞれの立場の主張をしっかりと伝えられるように(相互理解を深められるように)、丁寧なコミュニケーションを取り続ける必要があると再認識しました。
 
 さて、年度末になりました。学生たちが社会に羽ばたき、少し寂しい気持ちもありますが、あっという間に新入生が入ってきます。また、次の年度に向け気持ち新たに、エネルギーをためていきたいと思います。
次年度もどうぞよろしくお願いいたします!