日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

Ⅴ 研究提言

「理論×実践」、より良い社会を目指すために必要であるキーワードであると認識しながらも、未だその融合がなされていないように感じています。「社会に役立つ研究」を問い続けながら、「理論×実践」の融合を体現できるよう進めていきます。

夏期調査に向けて①

2023.6.30

6月はこの夏に行われるSPS対応のキャンプ事業にて調査を行うための調査説明会および調査用紙の封入作業を行いました。

今回21団体から調査へのご協力意志を確認させて頂き(SPSを受け入れる全ての団体)、非常に温かい気持ちになりました。
説明会はZoomにて実施し、「SPS事業研究プロジェクト調査に関する説明会」と称して、約1時間程度行われました。
釈迦に説法ではありましたが、現代社会における貧困問題から、自然体験活動の持つ可能性といったお話の後、具体的な調査手順について確認をしました。


なお、夏期調査は以下の手順で行うこととしました。
① 各団体のキャンプ事業受け入れ人数の確認
② 受け入れ人数を基に調査関係書類を封入し団体担当者へ郵送
③ 協力団体の担当者が内容物の確認
④ 郵送先住所の記入
⑤ 保護者宛に郵送
⑥ キャンプ1週間前から直前までに自宅にて事前調査に回答
⑦ キャンプ事業開始!
⑧ キャンプ終了後から2週間程度の間に自宅にて事後調査に回答
⑨ 対象者への返礼品の郵送
⑩ データ分析

これだけのステップを踏むためには、研究者、民間事業者、対象者みなさんの協力が不可欠です。
封入作業も1000通を超える部数となり、想像した以上に大きな取り組みとなりますが、民間事業者の皆さんの熱い気持ちを感じつつ、研究としてもしっかりと成果を残していきたいと思います。
さぁーて、これから気合を入れて封入作業をはじめます!