日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

Ⅴ 研究提言

「理論×実践」、より良い社会を目指すために必要であるキーワードであると認識しながらも、未だその融合がなされていないように感じています。「社会に役立つ研究」を問い続けながら、「理論×実践」の融合を体現できるよう進めていきます。

大学はまだまだ実習シーズンです。

2024.9.30

 大阪体育大学では、海洋スポーツキャンプ実習という、ヨット、カヌー、カヤック、SUP、ウィンドサーフィン、無人島生活などを実施する3泊4日の実習が行われています(×2クール)。前乗りも含め教員は14日間の実習生活になり、実習が終わると同時に夏の終わりを感じつつ、あっという間に後期の授業が始まります。夏期休暇中、野外教育業界の夏季休暇は多くの先生方がこのような生活になっているのではないでしょうか。個人の研究活動を進めるタイミングがなかなか難しい状況にある、というのは自分への戒めも含め、しっかりと考えていかなければならない課題かもしれません。
 また、9月下旬には宮城にあるくりこま自然学校にLeave No Trace(環境倫理を学ぶ教育的コース)のコース下見に行ってきました。くりこまの自然フィールドの豊かさに驚くと同時に、木へのらくがきがあったりと自然と人間の関係性をあらためて考える機会になりました。これからも持続可能に自然を楽しめる状況を作るには…、そんな研究も必要ですね。