日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

Ⅴ 研究提言

「理論×実践」、より良い社会を目指すために必要であるキーワードであると認識しながらも、未だその融合がなされていないように感じています。「社会に役立つ研究」を問い続けながら、「理論×実践」の融合を体現できるよう進めていきます。

2022年度のはじまり

2022.4.2

 研究提言プロジェクト2年目が始まりました。2022年度もどうぞよろしくお願い致します。このプロジェクトは、”他のプロジェクト推進に向けたエビデンスとなるデータ収集や効果検証、意義の検証を行う”ことを目的に、活動を行っています。今年度もプロジェクトは私一人で進めるようになっていますが、ぜひ同志の皆さんには参画してほしいと思っています。
改めての人も多いと思いますが、2022年度最初のブログですので、簡単に自己紹介をさせて頂きます。
 私は徳田真彦(とくだまさひこ)と言います。1990年愛媛県大洲市に生まれ、現在は大阪体育大学にて教員をしています。専門分野は野外教育で、主に野外活動の教育的効果について研究を進めています。走林社中のプロジェクトに参画するようになったのは、「実践×研究の融合」を体現したいという想いからでした。実践者と研究者が共に尊重し合い機能する、そうすることで現場ではより高い教育が行えるようになり、研究の質もさらなる高まりを見せると思います。現在のところ、実践×研究の融合を体感するには至っていませんが、理想とする未来を見据えて邁進したいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。
 さて、自己紹介を終えたところで、2022年度の活動について少し説明したいと思います。2022年度は二つの事を意識的に取り組みたいと思います。
 ①コミュニケーションを取る事
 昨年度は自然学校と企業との連携プロジェクトのチーフである原田さんとのコミュニケーションをきっかけに「連携PJ」に取り組みましたが、それ以降他のプロジェクトメンバーとのコミュニケーションを取る機会が減っていました。実践×研究の融合の一歩目は「コミュニケーション」から始まります。今年度は積極的に他のプロジェクトメンバーとコミュにケーションを取り、研究の種を見つけていきたいと思います。また、プロジェクトメンバーに限らず、サロンメンバー、民間の自然学校職員、関係学協会など多くの人々と議論をしながら、視野を広げていきたいと思います。
 ②連携PJの発展
 2021年度に取り組んだ、「自然学校と企業との連携プロジェクト」との連携PJを発展的に進めていきたいと思います。具体的には、調査内容の精査および拡大、連携企業の選定です。2021年度の調査では、保護者やキャンプリーダーがウェアやギアを、どのような事を重要視して選んでいるのか、要望、困りごとについて明らかになりました。一方で、回収率の問題などもありましたので、さらに調査対象の確保に努めることや、質問項目を選定し、再調査からさらなる精度の高い研究としたいと思います。
 また、連携していく企業も検討していきたいと思っています。狙いとする企業の選定、具体的な連携の案など、まだまだ0の状態ではありますが、互いに機能し合うより良い連携のアイデアを出していきたいと思います。その際には、様々な皆さんからもアイデアを頂きながら、検討できたらうれしいです。
 
 以上2点を意識的に進めていきたいと思います。特に連携PJは具体的に企業との連携を生む、勝負の年になりそうです。いよいよ2022年度もはじまりますが、今年度も笑顔でエネルギッシュにプロジェクトを進めていきたいと思います。
 今年度もどうぞよろしくお願い致します!