ひとり親家庭の子どもを対象にしたウィンターキャンプを実施しました!
2025.1.31
ひとり親家庭の子どもを対象に、2025年1月25日(土)-26日(日)の1泊2日でウィンターキャンプ2025を実施しました。「誰一人取り残さない環境教育」をテーマに、28名の小中学生が野外レクリエーション、野外炊事、キャンプファイヤー、ハイキングなどのキャンプ活動を楽しんだ。キャンプの指導には、本学野外活動部を中心に、徳田ゼミ、レクリエーション受講者など14名の多様なメンバーが携わりました。
このキャンプは、子どもたちは非日常的な環境下での生活や遊びを通して豊かな感性や社会性を身に着けること、保護者には少しものレスパイト(休息)の機会を提供するといった趣旨で実施している。キャンプ後には、保護者からさまざまな感謝の声をいただき、こういった自然体験活動の機会の重要性を強く感じるとともに、今後も継続・発展を目指して動いていく必要性を感じました。また、学生が「貧困」や「体験格差」といった社会課題を知り、向き合う経験は少なく、学生教育の観点でも貴重な機会であると感じました。
詳細は、こちらをご覧ください。
ひとり親家庭の子ども招きウィンターキャンプ 学生が寝食ともに 「体験格差」解消めざす | 大体大スポーツSDGs | 大阪体育大学
事後アンケートでは、
いつも小学校から野外活動やキャンプのチラシをもらってきますが、何万もかかるものだったり遠かったりしてとても参加できるものではありませんでした。何か参加させたい気持ちはずっとあり、この度このような機会をいただきとてもありがたく思っております。子どもも「自然が好き」と言うようになり、キャンプの中ではどんな様子だったかわかりませんが本人としても楽しく充実した時間を過ごせたようです。
また親としても子どもと1泊離れるというのはほぼ経験がなく、とても有意義に使うことができました。自分の人生や子育てについて落ち着いて見直すことができ、これからまたがんばっていこうと思えました。またこのような機会がありましたらとてもありがたいです。この度は本当にありがとうございました!
母以外の大人、特に男性や、大学生ぐらいの方々と関われることがとても貴重な機会です。死別ということもあり、大人の男性に対してちょっと距離感を測りかねるところもあり、また関わる機会自体もあまりありません。話したがり、構って欲しがりな子なので、大きな気持ちで受け止めてくれる大人と関われることがとても嬉しかったと思います。
うちは兄弟もいないので、他の子供たちと生活そのものを共にするというのも新鮮だったと思います。母と離れるのはやはり寂しく、大きな冒険でもあったようですが、自信にもなったのではと感じました。
とてもとてもありがたい2日間でした…全力でリフレッシュできました。スーパーボーナスタイムでした。子どもがいたらできないようなことをやりました。今カウンセリングを受けているのですが、そこにも子どもを気にすることなく十分に時間を使えました。自分の精神安定や回復を加速させてくれたと思います。子どものためだけに生きていると思って生きてきましたが、自分はそれだけではないと思い出させてくれました。自分の安定が結果的に子どものためになります。本当に感謝ですし、またこんな機会があれば本当にありがたいです。
このようなご意見もいただき、ひとり親家庭への支援を充実させていく必要があると強く感じました。研究活動、がんばります。