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コラム『雑記帳』

1983年国際自然大学校設立当初より発刊していた機関誌『OUTFITTER』に寄稿していたコラムです。
現在、機関誌『OUTFITTER』は、廃刊となりましたので、WEBにて、コラムを書き続けています。
現在は月1回、1日に更新しています。

第394号 一緒に畑仕事しましょう!

2024.2.1


先号で、今年の挑戦の話をしましたね。
ラジオの挑戦も、より具体的になってきました。
タイトルは【桜井義維英の1700(イチナナマルマル)ラジオ】となりました。
1700というのは、全国1700余りの市町村にひとりずつ自然体験アンバサダーがいるようにしようという思いです。
アンバサダーというのは、大使とかですね。いうなれば、「自然体験の発信大使」とでも言いましょうか。
放送は月2回、少し長めにお話ししようと思っています。20分ぐらいかな。
今月中に詳細の発表ができると思います。
乞うご期待です。気合い入れて話しますよ~
いやいや、今の【道草寄り道気まぐれラジオ】が気合入っていないわけではないのですよ。でも、こちらはいい感じに肩の力抜けてると思うのです。
さて、もうひとつ。
先日【道草寄り道気まぐれラジオ】でもお話ししましたが、畑仕事も頑張っていこうと思っています。
もしよろしければ、皆さん一緒に畑仕事をしませんか?
ラジオをお聞きいただければわかると思いますが、今、春の畑の計画を立てる時期なのです。
皆さんは、どんな野菜が食べたいですか?
食べたい野菜を言っていただければ、作りましょう。
私のほうで作りますが、もし何かこちら(八ヶ岳)に来ることがあれば、お立ち寄りください。
1本でも2本でも、草むしりをしてくれたらうれしいなと思います。
もちろん、できた野菜はお送りしますよ。
会員制とかにするほど、上手には作れませんし、本格的でもないので、あくまでも私の道楽の延長です。
なぜこんなお話しするかというと、だんだんと体力もきつくなってきて、お手伝いに来てくれる人がいたらうれしいな~と思うのがひとつ。
もうひとつは、お遍路に行くときに、誰か、畑の面倒を見てくれたらうれしいな~なんて贅沢なこと考えています。
でも、一番大きな理由は、みなさん、ぜひ、土に触れてください。
無心になって、草むしりをしたり、土を耕したりするのは、精神衛生上とってもいいと思うのです。
何も考えず、時間の過ぎるのも忘れて、黙々とするのがいいのです。
たいていの人は、最初は効率を考えて、しゃにむに草むしりしていくのですが、それでは疲れ果ててしまうのです。
そうしているうちに、ゆっくりゆっくり…焦らず、ひとつひとつ丁寧にしていくことを覚えます。
すると、気が付けば、畑の畝1本、キレイに草が無くなっているのです。
そして顔を上げれば、青い空と甲斐駒ヶ岳が美しい。
深呼吸したら、本当に幸せなのです。
そして、ちょっとベランダでお茶でもしましょう。
人生の幸せって何なのかを、つくづく味わえますよ。
皆さんのお子さんなどには、とてもいい体験になるのではないでしょうか。
今、畑はどうなっているかを、皆さんに知ってもらわないと「行こうかな」と思ってはいただけないと思うので、4月からはインスタグラムで畑の様子をご覧いただけるようにしていこうかなと思っています。
これも小さな挑戦です。
東京に出ることも多いこの頃ですから、毎日とはいきませんができるだけ頻繁に更新できたらと思っています。
ぜひご覧くださいね。
とはいっても、いまいちインスタグラムというものもよくわかってはいのですが、頑張ってみるつもりです。
こちらも、どなたかアドバイスいただけたら嬉しいのですが。
これも、小さな挑戦かもしれませんね。
もちろん、お泊りいただいてもかまいません。
親戚の家くらいに考えて、ゆっくりくつろいでいってください。
ご飯とかは、一緒に自炊していただきますけどね。
お風呂は近くに温泉もありますから一緒に行ってもいいですよ。
3~4人なら泊まれます。
よく考えたら、畑といい、インスタグラムといい、皆さんにすがってこそ、頑張れるようですね。よろしくお願いします。
昔、海では魚が切り身の形で泳いでいると思っている人がいるという話がありましたが、人参や大根、キャベツやトマトや、ピーマンやナスなどがどんな風に実っているのか知ってほしいなと思います。
そして、野菜はどんな土から生えているのか、その土を作るためには草むしりなど結構大変なんだということも。
きっと、そんなこと知ったら、嫌いな野菜も食べられるようになるんじゃないかな~と思ったりしています。