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コラム『雑記帳』

1983年国際自然大学校設立当初より発刊していた機関誌『OUTFITTER』に寄稿していたコラムです。
現在、機関誌『OUTFITTER』は、廃刊となりましたので、WEBにて、コラムを書き続けています。
現在は月1回、1日に更新しています。

『郵便事情』

2022.10.1

最近気になることがあります。
ハガキを出すと…へたをすると、一週間近くかかってしまうことがあります。
一週間はオーバーかな…でも5~6日かかることがあるような気がするのです。
そこで調べてみました。山梨県の我が家から沖縄に出したとすると、郵便局のサイトでは3日かかるとありました。
川崎でも翌々日。ということは、2日後ということかな?
まずここで、うん?となってしまいました。
翌々日というのは
1日に出したら3日につくということ?
3日後というのは
1日に出したら、4日につくということ?
今日を含めて3日なら3日につくということだよね?すなわち翌々日。
でもきっと4日なんだよね。わかりづらいですね。この表現の違い。

さて話をもとに戻して、3日後に着くはずが、5日後とかになるのは、まずポストに出すと、集配のタイミングで翌日になってしまうことがあるというのがひとつ目のネック。
そして、休日が入るとその間は動かないということ。
要は3営業日後に届くということですね。

以前ハガキなどは大体翌日には届いていたように思います。
沖縄など島でも翌々日ぐらいかな~

この届く日が定かでないことに最近少し戸惑っています。

何故かというと…誕生日カードを送りたいからです。
以前は翌日に届くことを前提に、前日に発送していました。もちろん、ポストの集配なども考慮に入れてです。
おかげで、どのポストはいつ集荷されるか、近所のポストの時間は把握しています。土曜日も集荷はあるのですが、営業日ではないのですね…これも不思議なポイントです。

さてそれが、不確かになった今、仕方ないので、誕生日当日にはがきを出して投函することにしました。
遅れて届くことになりますが、誕生日その日にメッセージを書いているということがわかるようにして投函しています。

ハガキは信書ですから、クロネコヤマトさんや佐川急便さんでは扱えないということはわかっています。
だからでしょうか。守られているから、世の中と逆行しているというか、これだけ配達網が確立している郵便局が、どんどん配達が遅くなっていくというのは不思議でなりません。

しかし、そんなに急いでどこに行くという標語が昔ありましたが、翌日に届かなくたっていいじゃないか。と、思う気持ちもどこかにあります。
アマゾンとか、下手をすると、今日届いちゃうのですよね。
そこまで急がなくてもいいんじゃない?と思うこともあります。

郵便局に求めていることと真逆なこと言っている自分がいることを感じています。
どちらが正しいとかではないと思います。
サービスを求めるから、企業は頑張る。
でも、そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?…と思う両方の気持ちが私の中で揺れ動いています。

このようなことを考えて、社会の流れを決めていく必要があるのでしょうね。
それは、もう私たちが…というより、若い皆さんの考えなのでしょう。

その流れに、私たちは従う世代だと感じています。

ただ、若い皆さんにわかってほしいのは、年寄りや、障がいのある人たちを置き去りにするような判断だけはしないでほしいなと思うのです。

それを企業に騙されないでほしいのです。
弱者にやさしい開発と言われて、弱者が切り捨てられる例をいくつも見ています。
例えばエスカレーター。
確かに弱者に優しい発明だったでしょう。しかし今、その輸送効率を高めるがゆえに、弱者にはとても乗れないようなスピードで動いています。

是非弱者に優しい社会の流れを作っていただけるようお願いします。
ハガキは、4~5日かかってもいいと思います。と、今は思っています。
アマゾンも翌日でなくてもいいです。と、今は思っています。
皆さんはどう思いますか?