第383号『【よろず屋】から【ベッポからの便り】へ』

ガキの遊び…みたいなことをしています。
今年度は、【よろず屋】というチャレンジをしました。
これは、どなたにでも来てもらってもいいなと思いつつ、告知をついついモモの部屋のメンバーにしかしていませんでした。
1か月に3回、7のつく日の夜に音声だけのオンラインで行ってきました。
まあ、月2回ぐらい…もう少し少ないかな…そんな程度ですが、誰かしらにご訪問をいただきました。
よろず屋です…これは「よろず相談引き受け屋」ということで、ご訪問をいただいた方は、相談があってかと思いきや、ただの雑談に終始した方もいました。
でも、就職や進路の相談とか、仕事の悩みとか、少しは皆さんのお役に立ったこともあるのかな～と思っています。
でも、来年度（2023年4月から）はこの活動はしないことにしました。
いつもで相談お引き受けしますというスタンスにしたいと思います。
ですから名刺に、【よろず相談 引き受け屋】と肩書を追加することにします。
そして、メール、メッセンジャー、ラインなどで相談したいといっていただいた方と、個別にZOOMでお話しをするようにしたいと思います。もちろん、会いたいという方も大歓迎です。我が家にお越しいただくか、何なら皆さんのところにお伺いしてもいいな～と思っています。ただし、年金生活者なので、交通費と宿泊費だけは面倒みてね。

そしてここからが本題です。
【よろず屋】をやめる代わりといってはなんですが、新しいガキの遊びをしようと思います。
ミヒャエル・エンデ著の「モモ」を、みんなで読もうと思います。そう。読書会です。ただ、みんなで集まって…ということは、今のところは考えていません。…今のところは。将来的には、オンラインで集まってもいいかなと思っていますが。
今は、私が読んだ感想を、はがきで皆さんにはがきでお送りします。そのはがきを読んで、皆さんが私に感想を寄せていただくという形での読書会です。
毎月1回で、毎月何ページから何ページを読みましょうと、決めます。
そして、1年をかけて、丁寧に読んで、意見交換をしていくのです。
今の時代だからこそ、「モモ」を読む価値があるように思えてならないのです。
そして、無理やりでも、きちんと読んでいただきたいのです。
というわけで、名付けて「モモ」を読む【ベッポからの便り】です。
ベッポはお分かりですよね。モモと仲良しの道路掃除夫の名前です。
なぜそんな名前を付けたかも、モモをよく読んでいただけるとわかると思います。

そして、ガキの遊びの本領発揮なのですが…
郵便ではなくて、はがきにするのはなぜ？ということなのです。
はがきだと、書けるスペースが少ないですよね。
でも、この頃、ペリペリって剥がすと、倍の大きさになるはがきがありますよね。
あれ、いいな～と思っていたのです。
計算すると、宛名の部分を除くと、A4の8分の7、文章が書けます。
そのうえ料金は63円と安い。
このはがきを自分で作れないかなと、ネットで調べたら、ありました。
今の時代、欲しいなと思うものは、ほぼほぼありますね。
1枚20円程度。
あれ…結局封書と同じ値段か？となりましたが、まあ、封筒代とか紙代を考えれば、やっぱり少しは安い！　と、思うことにして、挑戦したいと思います。
実は他にもラミネーターとかが必要で、購入しているのですが。この辺がガキの遊びですね。

今、その準備のために、モモを読み返していますが、深いです。
「モモ」は1973年に発表されています。今からちょうど50年前です。
その頃と今とでは、社会の風景は全く違います。ですから、何をどう考えて、この物語を書いたのだろうと考えこんでしまいます。
なぜかというと、50年後の現代の社会の風景に照らしてこの「モモ」を読むと、また違った意味を感じてしまうのです。いやいや、もしかすると、その意味は不変の事柄であって、50年前のエンデも、そういう思いで書いたのかもしれない。そんなことを思い悩んでしまうのです。
どちらにしても、今読んでも、いろいろな事を考えさせてくれる物語であることは間違いない本です。

また、メールや、SNSではなく、月に1回、ポストにポトンと入るはがき。
手に触れ、ほんの数グラムですが、重みを感じて読んでいただくことは、結構価値があるのではないかなと思っています。
月に1度の「ベッポからの便り」を楽しみにしてもらえたらなと思っています。

モモの部屋の有料参加メンバーの方々には無料でお送りしますが、メンバー以外の方や、モモの部屋の招待メンバーの方々は、すみませんが実費を頂戴できたらお送りします。
まあ1年間で2,000円でいかがでしょう。
もしよろしければ、ご連絡ください。