『名刺交換』
2022.2.1
私は毎年、秋に健康診断を受けています。
今は山梨県で受けているのですが、以前から温泉がついている病院で検診を受けています。今年も同じところだったのですが…このコロナで、残念ながら温泉は使えなくなってしまっています。
何のために山梨で続けているのか、利点がなくなっていますが、続けて受ける方が継続的に観察できるし、コロナが終われば、また再び温泉が使えると思って、今年も同じところで検診を受けたわけです。ところが、以前は行っていた肺活量の検査が、今年もそうですが、去年もありませんでした。
それはそうですね。
看護師さんの前で、思いっきり息を吐きだすのですから、コロナの感染を考えると危険極まりないですからね。
私は少し気管が弱いところがあって、肺活量とかは大切なバロメーターなのですが…
だからと言うことかどうかわからないのですが、マスクをするのがとてもつらいのです。
息苦しいというか、呼吸がしづらいというか…。
今頃何を言っているのかと言われそうですが、コロナ禍ではずっと山梨にこもっていたので、あまりマスクをすることがなかったのです。
しかしここにきて、対面の活動が多くなってきまして、長時間マスクをすることが増えてきました。
そこで、色々なマスクを試して、なかなかいい感じのマスクを見つけて、今はやっと何とかなっています。
そのマスクのもうひとつの課題が、相手の顔が覚えられないということです。
マスクをして話していても、なかなか相手の顔が想像できませんね。と、言うよりも、想像するのは無理ですよね。
どうしたらいいのかな~と悩んでしまっています。
その時に、思いついたことがあります。
私が相手の顔がわからないのと同じように、きっと相手の方も私の顔がわからないのですよね。
これは、オンラインでの会議にもいえることです。
実際にお会いしているときよりも、顔の印象が記憶に残りにくい気がします。
「だから、対面でないとだめなんだ」というのは簡単なことですが、せっかく、オンラインでいろいろな方と、お話しができる環境を手に入れました。日本各地、いや、世界各地の人と話ができます。
その手に入れた環境を、対面に戻すことで手放すのでしょうか。
オンラインでのデメリットは、先ほども申し上げたように、印象が薄い。
また、本音や、本気を吐露しにくいということもあると思います。
この2つをどうやって克服すればいいのだろうとあれやこれや考えました。
まず、印象が薄いということは、名刺の交換をするということで解決しようと考えました。
と言っても、オンラインですから、名刺を手渡しすることはできません。
ですから、私は、初めてオンラインでお会いする方…と、言っても、実際にお話しした人に限りますが、住所をお伺いすることにしました。
そして、名刺をお送りすることにしたのです。
チョットだけ、工夫をしました。
これは遊び心なのですが…情報保護シートというものがありますね。
ハガキに、文面を書いた後、その上に名刺を置いて、情報保護シートを張ります。
そして、相手の方に送るのです。
情報保護シートが貼ってあるハガキなどが来れば、きっとびっくりしますよね。
そこが狙い目です。「あの人、何考えてんだ?」と印象に残るのではないでしょうか。
でも、もうひとつ、名刺を封書に入れて送るよりも、10円以上安く送ることができます。
封筒代が10円弱、切手代が84円で、トータル94円のところ、
ハガキ代が63円と、情報保護シールが18円弱で81円で、10円ほど安く済むということです。
10円をケチるかと言われるかもしれませんが、100人送れば1000円ですから。ちりも積もれば…です。
そして、名刺には顔写真も刷り込むことにしました。
これで、きっと私のことも印象に残してもらえるのではないでしょうか。
そして、本気や本音を吐露できるようになるにはどうしたらいいのか。
それは、オンラインで頻繁に話をすること、ではないでしょうか。
オンラインの特徴というか、メリットは、気軽に短い時間でも話ができるということでしょう。
ですから、ちょこちょこ、頻繁に話をする癖みたいなものをつければ、だんだん、オンラインでも本音が出たり、本気で議論したりすることができるようになるのではないかと思います。
そのためには、ZOOMのようにURLを共有して、時間を決めるというものではなくて、ちょっと話しませんか?といったことが気軽にできるようなシステムを導入することが必要になるでしょう。
すでに、メッセンジャールームとか、NeWork(ニュワーク)とか、活用できそうなソフトを発見しています。
まだまだ、研究が必要ではありますが、このようなソフトを使えば、気軽に話したい人に声をかけることができます。
そこで頻繁に話をすれば、本音の話もできるようになると思います。
もちろん、実際に顔を合わせて話をするにこしたことはないのです。
しかし、遠くにいる人と、今まで以上に、頻繁に、そして本音で話ができるということを手に入れることができるのです。研究する価値はありますよね。