日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

コラム『雑記帳』

1983年国際自然大学校設立当初より発刊していた機関誌『OUTFITTER』に寄稿していたコラムです。
現在、機関誌『OUTFITTER』は、廃刊となりましたので、WEBにて、コラムを書き続けています。
現在は月1回、1日に更新しています。

『国際自然大学校実習所の卒業生は素晴らしい』

2021.6.1

今年度は、月・水・金曜日に、昨年度のような、インターンネットラジオをしています。そういいながら、昨年度は毎日話していたのがすっかり習慣になっていて、火・水・木・土・日は1分ほど、お話ししています。

 その月・水・金のラジオの時には、ゲストにお越しいただいてお話ししていただくようにしています。先日来、国際自然大学校の実習所のOBにお越しいただきました。
319回 ゲスト 森下智彦さん
322回 ゲスト 笹川陽介さん
331回 ゲスト 加藤大吾さん
332回 ゲスト 松戸和之さん
336回 ゲスト 石山耕太さん

もちろん、OBの方だけではなく、色々な方にお越しいただいているのですが…その中でも、今あげた方々はみなさん実習所のOBです。
そして、このラジオをきっかけに、5人ほどの実習所OBが集まり、楽しいひと時を過ごしました。

とても、楽しいひと時でした。
そして、「また集まりましょう。」というお話をしました。
実習所のOBの中には、国際自然大学校にとどまっている人もいますが、多くは外に出て、色々な活動をしています。
もちろん、自然体験・野外活動の世界とは違う世界に飛び出した人もいますし、結婚をして、母として頑張っている人もいます。
独立して自然体験関係の仕事をしている人もいます。
どんな形であろうと、国際自然大学校にいた時に学んだ生き方を心にとめて、頑張ってくれているようで、本当にうれしい限りでした。
実習所の卒業生は100人を超えます。
このコロナ禍で、オンラインでの集まりにみんなが慣れてきたからこそ、とりあえず、オンラインでみんなの顔を見て、近況を話して、励ましあって、各々の道をまた一歩前に踏み出すことができるそんな集まりになったらいいなと思っています。

 このようなことが起こり、このように集えるのは、コロナの中で手に入れることができたことのひとつだと思います。
今までは、全国の人が集まろうと思ったら、たくさんの旅費や宿泊費を払って、数日集まるのがせいぜいでしょう。それも、相当の決断が必要だっただろうと思います。
しかし、オンラインで、みんなで話をすることは割と気軽にできます。実際に集まるのに比べれば深みのある話は、なかなか難しいかもしれません。しかし、回を重ねればいろいろな話ができ、面と向かって話すのとはまた違う意見が出てくるのではないでしょうか。

 そんな風にして、全国にいる自然体験にかかわる人々、自然体験のすばらしさを知っている人々が、日常的に集い、話し、お互いを励ましあい、学びあい、助け合えるような集いができたらいいなと思っています。

その集いが、モモの部屋です。

ぜひ皆さん、ご参加ください。