第897回 「何故何」を聞きたい

1月20日　第896回　道草寄り道気まぐれラジオ

「何故何」を聞きたい

毎日、しなくてはいけないことはたくさんあります。
本当はタマネギの苗にトンネルかけたい…でも、これ、かけなくてもなんとか育ってくれる。
北川の窓に風よけ日よけ、目隠しのネットを張りたいです。今はよしずを下げていますが、もう古くなってしまいました。

車通りからうちに入る道の盛り土を直さなくてはいけません。
これ直さないと、大雨の時、車通りからの水がどんどん流れ込んできてしまうのです。
そして、その道のへこんだところにばらすまかないといけません。
うちの周りのウッドチップの道と、その周りの畑というか…イチゴとか花を植えてあるところの堺の土留めの木が腐ってきているので、補修というか、全体を新しいものにしないといけません。
畑に降りる階段があるのですが、そこの道に敷いてある木も腐ってしまいました。ここはレンガに帰る予定なのですが…ずいぶんそのままの状況です。

ベランダの防腐剤入りのペンキも塗らないといけません。
しかしこれは、乾いていないときに、霜が降りたりすると、よくないので、暖かくなってからの作業になります。

我が家も10年がたって、いろいろ手をかけてあげないといけなくなってきています。
10年前は、元気にできていました、いまはぼちぼち、体と相談しながらしなくてはいけません。

暖かくなってからは、畑作業がどんどん出てきます。
畑の道のシートを敷いたり…これは、今度はシートと、浅川さんちで出た、すのこを敷こうかなと思っています。

このすのこ、浅川さんちのベランダに敷いてあったものなんですが、だいぶ腐ってしまっていました。

と、いうことで、いま浅川さんちのベランダは下地がむき出しになっています。
ここに新しいすのこを施設しなくてはいけません。

浅川さんちの周りの掃除もしたいと思っています。
ゴミ拾ったり、雑草を刈りとったりしたいです。
我が家との境にある、竹林の刈払いもしていかなくてはいけません。

この浅川さんち、いまは、幹事の合宿とか、研修とかに使っていますが、ぜひ皆さんご自由にお使いいただければと思っています。
清里とか、小淵沢で、観光したり、八ヶ岳登山の拠点にしていただければと思っています。
もう、研修とかを私自身から企画してする気持ちはあまりありませんので。

もちろん畑仕事のお手伝いに来ていただいた時にお泊りいただくのも大歓迎です。

そんなために、一生懸命、浅川さんちも整備していこうと思っています。
10年たって、こんなことも起きてきたわけですね。

と、バタバタとしています。
しかしそんな暮らしの中で、今私は何をしなくてはいけないのか、何ができるのだろうと、考えてきました。

今思うに、私のできることは、みなさんの話を聞いてあげることなのかなと思っています。
アドバイスするなんてことは、もう出来ないかもしれないと持っています。
私がしてきた自然体験とかキャンプとはもう違ったものになりつつあると思っていますから。

でも、ひとつだけできることは、ともすると、何をどうするかに走ってしまう皆さんの気持ちを、お話を聞きながら、なぜするのか、何のためにするのかということを明確にして差し上げることができるかもしれないと思っています。

そんなあなた自身の仕事や事業の悩みとか迷いとか、の、お話をしに来てください。
聞いて、聞いて、聞いてあげます。そこで、何故何が明確になれば、きっと何をしなくてはいけないかが見えてくるのと思います。

わざわざ、八ヶ岳まで来てというのは、ここまでくれば、日常の仕事に引きずられることなく大切なことを考える時間が作れるのではないかと思うのです。

実は、国際自然大学校の日野春校はそんな場所にできたらいいなと思っていました。
野外活動指導者の梁山泊なんて言ってね。
今は、そんな大げさなことは考えませんが、皆さんのお役に立てればと思っています。

その話も、ただ机挟んで話すのではなくて、ゆるゆると一緒に畑仕事しながら聞いてあげられたらいいかな～なんて思っています。
本当にそれがいいかどうか、まだわかっていませんが。