20240923私の畑仕事は日本の食料自給率を向上させるのです
桜井義維英
皆さんこんにちは。9月23日第842回道草寄り道きまぐれラジオです。
今朝の朝日新聞の声の欄に写真のような記事が出ていました。寝てくってばかりでは。…
いやいや、人は自分の食べるものを自分で育てることを考えれば、年を取ったならとったなりの仕事があるのになって思ってしまいました。人は消費するだけではなくて、 生産することも必要なのではないでしょうか。もちろん、そうでない人も存在しなくては 世の中回っていかないことはよくわかっていますが、食料自給率が40パーセントを切る日本では、もっともっと食べるものを生産する人が増えないといけないのではないでしょうか。
今、地方で 暮らしていると、お年寄りもお年寄りなりに作物を生産し続けています。 寝て食って暮らすだけの人生は確かに寂しすぎます。ましてや人生が長くなって、老後にも何かしなくてはいけないとなれば、真剣に何か考えなくては、確かに寝て食って暮らすだけになってしまうのでしょうね。
もっと言えば、寝て起きて テレビ見て食って寝るだけみたいなことかもしれませんね。田舎でものづくりの暮らししていれば、今日は白菜の苗を植えようとか、大根の種を撒こうとか、かぼちゃの収穫時期だとか、 サツマイモはぼちぼち掘ってみるかとか、結構忙しい暮らしが待っていますよ。そして、 生産した野菜は1人2人では食べきれないので、小山にあく送ってあげることになります。ま、私は子も孫もいないので、皆さんご希望の方にはどんどん送りますが。
そうするとね、 自然に食料自給率は高くなりますよね。日本は 大規模IT化農業も必要でしょうけれども、それはレタスはレタス、米なら米と単一品種大量生産の産業ですよね。ということは、 彩りのある食卓を作るのが難しくなるということです。小さな畑で 親戚に配る程度の野菜を色々作る多品種少量生産の農業も私は必要なのだと思います。
年寄りには楽しい仕事ですしね。
ということは、 第2の人生になったなら、地方で少し畑仕事する人生を 皆さんで考えてみていただけるといいのではないでしょうか。
漁業でもいいし、
林業はちょっとわかんないけど難しいのかな。
でもね、車が使えなくなったら不便だということも事実かもしれません。
でもね、タクシー使えばなんとかなるし、地域のバスも結構使えるかもしれないと思っています。これはね、 まだこれから研究なんですけれども。でも、そういう人が増えていけば、その地域のバスとかのね、インフラも自然に整備されていくような気がするんですよね。まあ、卵が先か鶏が先かの話になってしまいますけども。
第2の人生のために田舎へ移住考えませんか。
そして、自分が食べる野菜プラスアルファの 作物を作ることで、日本の食料自給率を上げていきましょう。
って。そんな 田舎の畑仕事で日本の食料自給率が上がるわけないだろうと言われそうですが、やってみないとわかりませんよね。
アリのように働くけど、その視線は鳥の目で世界を、日本を見据えてみましょうよ。 ね。日本の食料自給率を上げるために、今日も野良仕事に励む。
そんな鳥の目って 大事だと僕は思っています。それでは、今日はこの辺で。
ひとりの爺さんの畑仕事が、日本の食料自給率を上げられるわけないだろう!
でも、そんな爺さんがたくさんいたら、変わるかもしれませんよね。
それに畑仕事してると食って寝るだけなんとぼやいている暇ないですよ。
録音の中で842回と申し上げていますが、844回の間違いです。