日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

Ⅲ 自然学校と企業との連携

自然学校は人と自然を繋ぐ役割だけではなく、企業と連携することによって、「人・物・金」が動き、活動の幅が広がります。そこに参加する、子どもたちやスタッフにより良い環境を提供できるような、長く続く仕組みを作っていきます。

「メーカー展示会にいってきました」

2023.1.25

みなさま、本年もよろしくお願いいたします。今年は、2カ月に1回のブログ更新を目標にしていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。

さて、先日アウトドアメーカーの展示会に行ってきました。大きな会場に、ウエアから小物、テントや椅子などのギアまでたくさん展示してありました。展示会を開催する一番の目的は、商談になります。要するに、メーカーから商品の説明を受け、お店に置く商品を決めていくということです。

これによって、アウトドアメーカーは商品製作のロッド数を決めたり、売れ行きなどを判断していくのかと思います。と、ここまで聞いてみなさんお分かりでしょうか?展示会の商品は、次の年の秋冬モデルということになります。つまり、2024年の秋から冬にかけて店頭に並ぶ商品なのです。まだ、世の中に出ていないということです。なので、もちろん商品を撮影してSNSに投稿することは禁止されています。

ついつい「これいいですね~」なんて言っても、購入できるのは今年の秋ということです。1年も前から決まっているんですね~。ちなみに、春夏の商品は、6月に展示会をして、もちろん次の年の夏に店頭に並ぶようです。

実際に見にいって思った感想をいくつか書きたいと思います。

よく見ると、ウエアの模様にメーカーのロゴが入っていたり、ボタンがカラビナの形をしていたり、遊び心がある商品ばかりでした。リックにフードがついた斬新なデザインもありました。細かなところまで拘ったデザインでした。でも、何が一番驚いたというと、デザイナーの方々は1年後の流行をかなり前から予想してアイデアを出していくんですよね。すごい努力ですよね~きっと何度も調査して会議しての繰り返しなのだろうと感じました。逆に、商談をしてあまり人気がでなかった商品は、世の中にでない。なんてこともあるのですかね。

自然学校である私が大きなロッドで注文することは可能性としては少ないのですが、例えば次年度のユニホームはこれにしよう!とか、参加者のノベルティはこれにしよう!などの選び方はできるかと思います。その際に、作り手の想いや、メーカーとしての拘りや背景を展示会のような場所で聞けることは非常に大切なことなのでないしょうか。

消費者として単に物を購入するだけではなく、そういったメーカーの方々とのコミュニケーションは、事業の際にも役立つ時もあると思います。

やはり定期的な対面でのコミュニケーションや情報共有は重要だと感じた一日でした。