日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

Ⅲ 自然学校と企業との連携

自然学校は人と自然を繋ぐ役割だけではなく、企業と連携することによって、「人・物・金」が動き、活動の幅が広がります。そこに参加する、子どもたちやスタッフにより良い環境を提供できるような、長く続く仕組みを作っていきます。

「活動の書籍化」

2022.5.31

※まず初めに、5月分のブログの掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。


さて、少し前になりますが、私が事務局長を務める一般社団法人日本アウトドアネットワークの総会とミーティングが5月中旬に行われました。事務局長として運営する初めての総会だったので、事前準備に追われましたが何とか無事に終わることができました。その中で、関連団体としてジャパンアウトドアリーダーズアワードからの告知タイムがありました。私も運営委員兼事務局として参画しているのですが、何を告知したかと言いますと、ファイナリストとの書籍です。

JOLA2022特別賞
森重裕二さん
「かっぱのふうちゃん」
https://peraichi.com/landing_pages/view/raijake/

JOLA2022優秀賞
丸谷由さん
「軽石のふしぎ」
https://bookplt.com/viewer/yoTg6x05TvADjNw15v8hvDOb885T37r7V5QZSq6wKQ5Q8B16aD1401

お二人とも思いあふれる書籍となっております。ぜひチェックしてみてください。

ここまでの話だと宣伝という感じですが、企業との連携を考えたときに、こんなことを感じました。
私たちが行う(行っている)活動は、もっと書籍化されるべき活動が多いのではないか?またその可能性は大いにあるのではないか?出版社を初めとするメディアとの連携は今後のためにも非常に重要なポイントになってきている気がします。

特に書籍化のポイントとしては2通り考えられます。
1つは、未来に情報や技術を残すための財産的考えです。どうしても自然を相手にする職業の方々は感覚を大切にする傾向があるため、文字に残したりすることをあまりしません。ある意味、職人気質な所があります。しかし、伝えるという意味では文字にして残すことが重要で、きっと未来の参考書をして活用されると私は信じでおります。

もう1つは、社会的に幅広く認知してもらうためには必要なことだと捉えています。もう少し具体的に言うと、一般の方々、特に私たちの業界以外の方々に伝えるための方法として書籍化は大きな役割かと思っています。
書店に並ぶということは、一般の方々に目にされる機会がありますし、取り上げられる機会が増えるということです。書籍化と共に、新聞やニュースに取り上げてもらうことも可能性としてはあるはずです。
書籍化というと、色々と課題があり少し難しいイメージがありますが、最近では自費出版に加えて、クラウドファンディングを活用した出版や、電子書籍のみの出版など方法はいくつかあるようで、私たちがもっているイメージとか少しずつ変わってきているようです。
とは言いながら、私もまだ勉強不足なので詳しくはないのですがチャレンジしやすい環境になってきているようです。
いつか私もチャレンジしたい!!!と胸に秘めております。

最後になりますが、「連携」という視点からはどう捉えていくとよいでしょうか。
私はやはり出版社がもつ「発信力」にどう乗っかっていくかがポイントになると思います。
「世に出すべき」という内容にどうやって私たちが近づけていくか、思わせるか、そしてプログラムを作成できるか。これに尽きると思います。
いつか自分の本を出す。そんなことも、「連携」で叶えられるとよいですよね。