日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

Ⅲ 自然学校と企業との連携

自然学校は人と自然を繋ぐ役割だけではなく、企業と連携することによって、「人・物・金」が動き、活動の幅が広がります。そこに参加する、子どもたちやスタッフにより良い環境を提供できるような、長く続く仕組みを作っていきます。

「TOKYO OUTDOOR SHOW」

2022.1.25

雑誌GO OUTなどを発刊している株式会社三栄が主催するアウトドア展示会「TOKYO OUTDOOR SHOW2022」が2022年1月14日~16日の日程で、千葉県の幕張メッセで開催されました。ジャパンアウトドアリーダーズアワード(JOLA)で、イベントに参加してきましたので、そのレポートをしたいと思います。


■イベント開催概要
日時: 2022年1月14日(金)〜1月16日(日)
(※14日はビジネスデー、15日、16日は一般公開)
場所: 幕張メッセ(日本コンベンションセンター) 国際展示ホール11
主催: TOKYO OUTDOOR SHOW 実行委員会
tokyooutdoorshow.jp


TOKYO OUTDOOR SHOWとは、アウトドア・ファッション・ライフスタイル・観光・乗り物・エコロジーをテーマに、体験できるアウトドアの博覧会です。
80程の企業がブースをだして、製品や活動をアピールしていました。物販もあるので買い物しながら楽しむことができ、東京オートサロンを併催しているので、アウトドアとクルマも満喫できるイベントになっていました。

今回は、関係者招待枠ということで、14日のビジネスデーに参加させていただきました。

主な目的は以下の通りです。
・フリーペーパー「SOLA」を配布して、JOLAを広める広報活動。
・ステージでのファイナリスト×スポンサー企業とのクロストーク
この2つを目的として参加してきました。
まずは、フリーペーパー「SOLA」ですが、ソーシャルアウトドアという言葉を掲げたJOLAから生まれたものです。たくさんの方々と暮らしとアウトドアを繋げていくための「コミュニティ」を広げるきっかけにしていくために作られたものです。

まずは、各ブースを周りながら、JOLAとは何か、そしてJOLAを広げてくれる仲間を集めている理由と、その後行ったトークショーの宣伝も兼ねて「SOLA」を配布してきました。
さて、反応はどうだったと思いますか?「お~知っています!知っています!」とはなかなかいかないもので、認知度ということで言えばJOLAはまだまだこれからといったところ。急には広がりませんので、このようにコツコツと仲間を集めて広めていく広報活動はとても大切なことだと感じました。特にコロナ禍でなかなかイベントが開催できない現状では、このような直接話を出来る場というのは貴重な時間となりました。中には、非常に興味を持って話を聞いていただいた企業の方もいて、トークショーも聞きに来てくださいました。
 続いて、トークショーについてです。JOLA2020大賞の平工顕太郎さん(川漁師/結の舟代表)とCHUMSの渡部麻里さん(株式会社ランドウェルCHUMS広告宣伝部部長)をゲストに迎え、「川」をテーマにトークセッションをしました。
まず、それぞれの自己紹介を含めてご自身や団体で取り組んでいる活動の話をしていただきました。平工さんからはメインである鮎漁のことを中心に、そこにある「川」と「生活」との結びつきなどをお話いただきました。川の保全や、子どもたちへの体験の話まで幅広くお聞きすることができました。渡部さんからは、JOLAとの関係性や期待することなどをお話いただき、「ぜひ仲間に!」といったメッセージまでいただくことができました。
また、来年はCHUMSが40周年ということもあり、日本酒の販売もあるようです。
結果、15名ほどの方々が足を止めてトークショーを見に来てくださいました。トークショー後に興味をもった方にお声かけいただき、webサイトでの宣伝でお手伝いしたいという話になりました。メディア発信という分野ではやはりその道のプロにお手伝いいただくことが重要です。いい成果に繋がるように進めていきたいと思います。
急遽決まったトークショーと告知の企画でしたが、まずはJOLAという存在自体を知ってもらう機会が必要です。そのための場として今回はよい機会をいただきました。
このような地道な活動がいつか大きく実を結ぶように今後とも努力していこうと思います。