Vote Our Planet 選挙カフェに参加しました。
2022.7.6
7月10日(日)第26回参議院議員通常選挙があります。
皆さんは選挙に行きましたか?もしくは、行きますか?
私は、週末は事業のためすでに期日前投票に行ってきました。
有権者として、是非皆さんにも投票行動をしてほしいと願っています。
さて、今回取り上げたのは、アウトドアブランドのpatagoniaが主催する「選挙カフェ」のレポートです。
先日patagoniaの方にお会いし、お話をしたことがきっかけで選挙カフェに参加することになりました。
私自身、patagoniaのプロセールスプログラムに参加していることもあり、今回はタイミングもあい参加をしたので、その内容についてレポートしたいと思います。
参加したのは、7月3日(日)19:00〜20:30にpatagonia渋谷ストアが主催をした選挙カフェです。
※そもそも選挙カフェをpatagoniaが主催する理由がこちらです。
参加していたのは、20名ほど。
多くがpatagoniaのスタッフの方で、渋谷ストア、丸の内ストア、二子玉川ストアなど、さまざまなところと合同で参加をしていました。
運営の方と、ファシリテーターの方と、純粋なストアからの参加、そして私も含めた数名の一般参加でした。
大学生のストアからの参加もあれば、ストア店長や本社の社員など役割や年齢も比較的幅広くいらっしゃいました。
内容は2部構成で、1部は「最近気になっていること」や「選挙行きますか?」などライトなテーマ。2部は「選挙についての印象」と言うちょっと踏み込んだテーマ。いずれも、最初のきっかけ作りを大切にしているなと言う印象を受けました。
ファシリテーターの方を筆頭に5グループほどのブレイクアウトルームに分かれてスタートしました。
最初の私のグループは、全員スタッフの方でした。
一般の参加者が少ないので、これは仕方がないと思いつつ、自己紹介等たわいもない話から始まります。
それぞれの方が選挙に対しての率直なイメージなどを話していきます。
今回は特定の政党を応援するなどはしない、と言うグランドルールもあったのであまり構えずに参加することもできました。
しかしながら、一般参加者の私に話を振られることが多く、社中の話などをしていくと、
ちょっとトーンが合わない話になってしまったな、と言う印象を受けました。
一個人としての選挙についてのイメージを話す、と言うのが今回のスタンスにはあっているようで、少し反省をして2部に臨みました。
2部は、新しいグループを作っての「選挙についての印象」をテーマに話しました。
ここでもまた一般参加は私のみ、他はストアの方でしたが、1部と違ったのは年齢構成が若い方が多かったこと。
大学生の方が2名いらっしゃって、率直な大学生のコメントを聞くことができました。
2人の大学生は、都内の有名大学に通う別のストアで働いている若者でしたが、その中でも特に印象に残ったのは、
「選挙に行くけど、興味はない」
「自分の生活に関連がない。そもそも生きる上での障害物になっていない。」
「裕福な仲間ばかりで、今の状況に困っていない」
「貧困な状態などは、自分にとってはフィクション」
などなど。他にも議論はしましたが、上記の言葉が特に印象に残りました。
まず持って、政治が遠くにありフィクションに感じてしまう。だから投票に行く若者が少ない。
これが実態なのだと感じました。
patagoniaがなぜ選挙カフェをやっているか、おそらくこんな若者に選挙をきっかけに政治を考える機会にしてほしい。と言うメッセージなのかな、
そんなことが第2部を通してわかりました。
この若者は最後に、「フィクションをノンフィクションに変えるために、政治家と話してみたい」そんなことも話してくれました。
私自身、政策提言プロジェクトとして活動する中で、多くの国会議員や地方議員、政治に関係する方にお会いします。
特定の政党に偏らず、話をする場面、そして話を聞く場面、政策提言プロジェクトとしても取り組んだ方が良い課題が見えた気がします。
自然体験活動推進議員連盟を切り口に、また今後の動きを模索したいと思いました。
選挙までの期間、まだ選挙カフェが開催されるようです。
以下からチェックしていただき、是非皆さんも参加してみてください。
▼選挙カフェ
https://voteourplanet.patagonia.jp/event/
政策提言プロジェクトチーム リーダー
小澤潤平