日本を、支える人材、けん引する人材、を育てる

2024年度 走林社中「モモの部屋」募集要項

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はじめに

オンラインサロン「モモの部屋」は、~人を育てる~ことを議論する場です。

「モモの部屋」という名称は、ミヒャエル・エンデ著の『モモ』から着想を得て運営を始めました。この物語では、灰色の男(時間どろぼう)たちが、食事、睡眠、動物の世話、合唱、読書、家族や友人との関わりといったあらゆる時間を「無駄な時間」だと人間たちに説明し、無駄を省き、ひたすらに効率化された生活を過ごさせるようになります。その中で人々は、時間節約という合言葉のもと、どんどん人間らしさを失っていきます。そうして灰色の男たちに盗まれていた時間を、モモという少女が取りかえすのですが、その中で「時間とは何か」、「豊かさとは何か」を改めて考えることができる物語です。

近年、デジタルの発達により、さらに便利な世の中になっていきます。効率を追い求め、無駄なことは省いていく。目先にある利益ばかりを追いかけ、「緊急ではないが、重要なこと」をないがしろにしています。「モモの部屋」では、「人を育てる」という「緊急ではないが、重要なこと」を、考える時間を作ることができます。

人を育てる、というと、少し大それた話に聞こえるかもしれませんが、私たちは人と関わり合って、日々過ごしています。その人との関わりの中で、少しでも良い影響を与えられることができたならば、その人や、社会が、変わっていくでしょう。「教育は漢方のようなもの」といわれています。つまり、『じわじわと後から効いてくる』ということです。人を育てるということは、すぐには効き目が見えないかもしれません。しかし、議論を通して考え、学び、それを実行し続けることが、素晴らしい未来につながるのです。 参加者の多くは、教育の現場に立つ人ですが、企業の経営者、農業をする人、スポーツクラブを運営する人、主婦、など様々な方が参加をしています。
 
2024年度のモモの部屋は、運営スタッフでもある走林社中幹事と議論する場を多く作っています。幹事は、各自然学校の中核を担うプロデューサー達で、JOLA(ジャパンアウトドアリーダーズアワード)のファイナリストや、老舗自然学校のマネージャー、大学の教員で構成されています。自然の中で人を育てるという志を同じくする仲間を、さらに求めています。

今後、全国に1700ある自治体に自然体験を切り口にしたプロデューサー(自然体験アンバサダー)を発掘し、10代20代の未来のプロデューサー達が学ぶ場になることも期待しています。

2045年(戦後100年)の未来にむけて、議論を尽くしましょう。

要項

期間
2024年4月 ~ 2025年3月
モモの部屋会費(1700ラジオ聴取も可能)
社会人:月額2,000円 (運営スタッフの紹介・前年度からの継続は1,500円)
学生 :800円
お申込みは、走林社中のサイトから行ってください。
お申込みフォームへはここをクリック
※月額制のため毎月自動更新となります
1700ラジオ会費
月額250円 又は 年額一括2,500円
お申込みは、走林社中のサイトから行ってください。
※4月1日よりお申し込みできます
※月額制または年額制のため毎月・毎年自動更新となります
必読書について
申込みが完了したら、必読書をぜひお読みください。
  1. 【モモ】岩波少年文庫:ミヒャエル・エンデ著
  2. 【小さな組織の「番頭」論トップを目指さないリーダー】みくに出版:桜井義維英著
2024年度 モモの部屋の活動
内容 モモの部屋会員 1700ラジオ会員 一般公開
(無料)
円形劇場 (講演会) 各回ごと参加費
支払いで参加可能
各回ごと参加費
支払いで参加可能
作戦会議 (ライブ配信)
集いの広場 (ボイスサロン)
カシオペイア (コラム)
地域ミーティング (参加費別途徴収)
桜井義維英の1700(イチナナマルマル)ラジオ
HAMON (ジャーナル)
道草、寄り道、気まぐれラジオ
(インターネットラジオ)
雑記帳 (コラム)
過去の活動 52週の冒険 (録画動画)
ベッポのひとあし (録画動画)
カシオペイア (コラム)
べっぽからの便り

活動概要

基本、オンラインの活動になります。
コロナ感染症の状況によりますが、対面による意見交換会なども企画いたします。(費用別途)
連絡等はLINEグループで行いますので、会員登録後にLINE IDの取得をお願いします。

有料会員の活動

※5月と1月は祝日休日との兼ね合いで日程が一週遅くなります

円形劇場

月1回 第2木曜日開催 (8月は実施しない) ➡ 計11回

自然の中での体験活動の少し外側にいる方からお話しを伺う講演会

月に1度(8月除く)全11回で19時〜21時でオンライン講演会を行います。これまでに、企業、アウトドアメーカー、社会起業家、メディア関係者、大学教員、一次産業従事者、ミュージシャン、等々の方からお話を伺いました。一般参加も受付しており、リアルタイムで参加できない方はYOUTUBEでのアーカイブ配信を後日見ることができます。

集いの広場

月1回 第1金曜日開催 ➡ 計12回

モモの部屋メンバーのかたりば

モモの部屋メンバーが、自分の活動や想い、これからチャレンジしてみたいことなどをテーマにお話しをします。その話を、参加した皆さんと意見交換し、それぞれの次の活動へのヒントを見つけます。次のステップにつながる1時間のかたりばです。

カシオペイア

年12回 第3月曜日配信

子どもたちのあるべき姿を共に考えるコラム

幹事と運営スタッフが持ち回りで綴る全12回のコラムです。幹事・運営スタッフが日々感じていること、皆さんと共に考えたいことをタイムリーに綴り、配信していきます。またこのコラムを話題に【作戦会議】で議論していきます。

作戦会議

作戦会議 第4火曜日開催

【カシオペイア】を話題に議論するオンライン座談会

【カシオペイア】を話題にサロンメンバーの皆さんとオンラインで議論します。コラム配信日から8日後に開催しますので、コラムをお読みいただきご参加ください。月1回で年12回の開催となります。

地域ミーティング

年数回 (場所未定) に実施する地方での対面ミーティング

オフ会版のモモの部屋

年に数回を予定しています。さまざまな地域に主宰者や走林社中の幹事が直接伺い、皆さんとお話をし、地域ならではの課題や可能性を議論し、さらに発展することを目的としています。直接会って行うからこそわかることやできることがあると信じています。

桜井義維英の1700(イチナナマルマル)ラジオ

月3回 第2、3、4水曜日開催

月の1回目は、「社会の問題を提起し、本当に必要な行動を喚起するような話題」を桜井の一人語りで配信し、2回目、3回目はゲストの方をお招きして、一人語りの内容やその時問題になっている事柄についての議論を配信するラジオです。

無料登録会員の活動

HAMON (ジャーナル)

自然の中での体験活動に係る団体や調査を紹介する機関誌です。
基本電子媒体でのみの配本となります。
全国1700の自治体全てに志を共にする同志を広げていくことを目指しています。自然体験という業界がある程度成熟してきた今、団体や立ち位置のしがらみの無い、想いで募った仲間が集える場を作りたいと思っています。

道草、寄り道、気まぐれラジオ (インターネットラジオ)

毎週、月、水、金曜日に音声配信いたします。気まぐれですので、その他の日も配信するかもしれません。また、ゲストをお招きしての公開録音をすることもあります。

雑記帳 (コラム)

1983年国際自然大学校設立当初より発刊していた機関誌『OUTFITTER』に寄稿していた桜井が長年書き続けているコラムです。現在、廃刊となりましたので、WEBにて、コラムを書き続けています。現在は月1回、1日に更新しています。

52週の冒険 (録画動画)

2020年度に、桜井が著書【番頭論】を中心に、自然体験について毎週お話をした、1本20分ほどの動画ライブ配信の記録を閲覧することができます。

カシオペイア (コラム)

2021年度に桜井と幹事が書いたコラムを読むことができます。新しいプログラムの提案や、その時々に感じたことをコラムにまとめています。

ベッポのひとあし (録画動画)

2021年度に桜井が自然体験についてお話をした「オンデマンド配信」と、その配信をもとにモモの部屋の会員の皆さんとお話をする「みんなと話そう」の記録を閲覧することができます。

ベッポからの便り

2023年度に桜井がミヒャエルエンデ著「モモ」を読んで一年間にわたり感想をサロンメンバーの皆さんに郵便でお送りしたものです。